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2019年09月10日

【物 流】国交省 全ト協に踏切事故再発防止のため事業用自動車の安全確保徹底を要請


国土交通省(以下、国交省)は2019(令和1)年9月5日に発生した横浜市神奈川区の京急線神奈川新町付近での踏切内の事故を受けて、同種事故の再発を防止するために、全国トラック協会に協会傘下会員への周知徹底を要請した。今回の事故では踏切内に取り残されたトラックが快速特急列車と衝突し、列車の乗客30名以上が負傷しトラック運転者が死亡した。

国交省が改めて周知徹底を要請した内容としては下記3点である。

1、点呼時において、運転者に対し、通行が可能な経路を選択するなど事業用自動車の運行の安全を確保するために必要な指示を行うこと。(貨物自動車運送事業輸送安全規則第7条関係)

2、乗務員に対し、踏切内で運行不能となった場合は、非常押しボタンを押すなど速やかに列車に対し適切な防護措置をとるよう指導すること。(貨物自動車運送事業輸送安全規則第16条関係)

3、運転者に対する指導・監督において、運転者があらかじめ運行経路についての情報を把握し、通行が困難な経路を避けるなど適切な運行経路を選択するよう促すこと。(貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条関係)

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連