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2019年08月30日

【物 流】テラドローン 丸の内で物流領域などを視野にいれたドローンの飛行実証実験


テラドローンは、丸の内エリアにおいて、UTM(Unmanned Aerial System Traffic Management:無人航空機管制)で自律飛行させたドローンを用いた実証実験を三菱地所の協力のもと実施した。丸の内エリアの高層ビル街においてドローンをUTMで自律飛行させる実証実験は初めての試みとなる。

実証実験は2019年8月27日の13時から14時30分までの間、丸の内仲通りにて実施された。「ドローンが丸の内仲通りを自律飛行(飛行高度は2.5m)」「ドローンにて街の映像を撮影」「記録した映像を管理室で監視し、異常有無を確認」といった内容で、都心の高層ビル街でのドローンの活用に向けた課題抽出・検証を行った。

日本では現在、山間部及び離島エリアで活発にドローンが利用されようとしており、都市部での本格利用は2022年度以降とされている。都市部でのドローン利用においてUTMは必須となる。UTMを用いることで空域の差配、ドローン同士及び建物等への衝突回避が可能となり、安全な空の道を描くことができる。

今後、「日常的な街の中の警備業務の効率化」、「遠隔監視によるエリア全体の効率的な監視」の実現が期待される中で、同社では警備・防災・物流など幅広い領域において高層ビル街での無人機の活用を三菱地所の協力のもと検討していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連