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2019年08月21日

【物 流】JR貨物 2019年7月輸送動向


日本貨物鉄道は2019年7月度の輸送動向を発表した。

コンテナの輸送実績は、前年に発生した「2018年7月豪雨」の影響により、全ての品目において前年を上回ったこともあり、1,826千トン(前年比46.7%増)であった。

品目別では、積合せ貨物は鉄道へのシフト化が進み244千トン(同比60.6%増)と大幅な増送となった他、中国・九州地区に生産拠点を持つ紙・パルプが222千トン(同比48.8%増)、自動車部品が86千トン(同比111.8%増)、化学工業品が170千トン(同比49.7%増)、化学薬品が122千トン(同比51.9%増)と前年の災害による反動増となった。
また、農産品・青果物が北海道・九州産ともに生育良好であった為、110千トン(同比40.0%増)と好調な発送となった他、エコ関連物資で関東地区内建設発生土輸送が順調に推移し、57千トン(同比67.3%増)と前年を上回った。

車扱の輸送実績は、674千トン(同比4.9%減)であった。石油が前年と比較し梅雨明けが遅く、気温が低く推移したことに伴い、431千トン(同比7.3%減)と大幅な減送となった。

コンテナ・車扱の輸送実績の合計は、2,500千トン(同比28.0%増)であった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 物流事業者