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2019年08月23日

【アジア】三菱地所 インドネシア・ベトナムで現地法人を設立

三菱地所は、インドネシアのジャカルタとベトナムのホーチミンに2019年1月に設立した現地法人の営業を開始した。インドネシアの現地法人は「三菱地所インドネシア(PT. Mitsubishi Estate Indonesia)」として同4月30日に、ベトナムの現地法人は「三菱地所ベトナム(Mitsubishi Estate Vietnam Company Limited)」として同7月8日を現地での営業を開始した。

三菱地所グループは2008年にシンガポールに三菱地所アジアを設立して以降、2011年より中国・上海、2018年より台湾・台北で現地法人の営業を行っている。また、タイでは現地ディベロッパーAP社と共同で、住宅事業を手掛ける合弁会社 Premium Residence社(PR社)を設立するなど、アジア・オセアニア地域4か所に拠点を構え、現在までに9つの国と地域において事業を展開している。今後、当該地域で更なる事業展開を進めるにあたり、今後も成長が見込まれるベトナム・インドネシアの2か国において現地法人を設立し、営業を開始した。

これまで三菱地所グループは、ベトナムにおいて、2010年に参画したホーチミンでの住宅事業「Parc Spring」やハノイでの住宅事業「Seasons Avenue」を皮切りに、複数の住宅開発事業のほか、2017年にはホーチミンのオフィスビル「Riverbank Place」を取得するなど、様々な不動産事業に参画してきた。

インドネシアでも2016年にオフィスビル開発事業「Daswin Project」に参画したが、当該事業は、三菱地所設計が基本設計業務を、三菱地所プロパティマネジメントがプロパティマネジメントに関するアドバイザリー業務を行うなど、グループとしてのノウハウ提供を行っている。

現地法人設立により、既存プロジェクトへのさらなる主体的な取り組みのほか、新規案件ソーシングチャネルの拡大、事業・人材のローカル化等を目指し、アジアにおける更なる事業展開の起点として、三菱地所グループの総合力を活かした一層の事業拡大を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| アジア