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2019年07月17日

【物 流】日本郵便 「はこぽす」で「メルカリ」発送の実証実験開始


日本郵便とメルカリは、フリマアプリ「メルカリ」で売れた商品を郵便局や駅などに設置されたロッカー「はこぽす」から発送する実証実験を2019(令和1)年7月10日から開始した。実験は八千代郵便局、JR東日本 新松戸駅、南与野駅およびローソンゲートシティ大崎アトリウム店、計4か所に設置されている「はこぽす」で実施される。

実験では利用者が出品する際の配送方法に「ゆうゆうメルカリ便」を指定し、「ゆうパケット」または「ゆうパック」を選択する。取引成立後、利用者は発送可能な「はこぽす」に発送する荷物を持ち込み、「はこぽす」本体の画面で「荷物の発送」を選択し「郵便局用二次元コード」をリーダーにかざすと伝票が出力されるので、その伝票を荷物に貼り画面の案内に沿って荷物を入れて発送が完了する。

これまでの「ゆうゆうメルカリ便」は顧客が伝票を記入する必要がなく、発送にかかる手間が大幅に解消できることに加え、出品者・購入者の双方が住所・氏名などを開示せずに取引ができる匿名配送やローソンからの発送にも対応してきた。今回の実験では、さらに無人で荷物を差し出すことが可能となり、顧客の発送の利便性向上に加え、人手不足が深刻化する中、顧客対応に要するオペレーション負荷を軽減できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者