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2019年07月11日

【環 境】エコネコル プラスチックごみ問題に対応する亜臨界融合技術・装置の導入


エンビプロホールディングスグループのエコネコルは、愛知県一宮市に「亜臨界融合技術・装置」を導入した新工場を開設した。
 
亜臨界融合技術は、物理的なエネルギーで物質同士を衝突させ、装備内部に高温・高圧環境を作り、亜臨界状態の飽和水蒸気の強力な溶解力を使って、これまで混ぜることが困難だったもの同士を融合させることができる。
 
新工場開設によって、通常であれば廃棄される「バイオマス」「プラスチックごみ」「廃野菜」「住宅解体廃材」などの廃棄物や、リサイクル炭素繊維等の高難易度処理廃物を活用した高充填樹脂複合材原料を製造することが可能になる。これはプラスチックの使用量を通常のプラスチック製品の15%〜30%に抑えて製造することができ、環境負荷が軽減される。また、亜臨界融合技術・装置はモーター以外の動力を使わないため、二酸化炭素の発生も抑制する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】