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2019年07月04日

【物 流】全ト協 「運輸ヘルスケアナビシステム」でドライバーの健康管理を支援


全日本トラック協会(全ト協)は、トラックドライバーの高齢化等に伴い急増している体調不良に起因する事故を防止するために、2019年度の「運輸ヘルスケアナビシステム」を全ト協WEBサイト上で案内をしている。

全ト協は、平成29(2017)年より定期健康診断の事後措置の支援として、この「運輸ヘルスケアナビシステム」を構築しており、健康に起因する事故に繋がりやすいハイリスク者の可視化や予防対策の推進をサポートしている。平成30(2018)年度までに延べ73社、6,023人が利用している。

「運輸ヘルスケアナビシステム」は定期健康診断、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に加え、運行管理を想定した項目で、任意により事故歴や適性診断等、4項目までデータベース化できる。利用事業者はこれらのデータから、ハイリスク者を可視化し、再検査、精密検査等の受診指導や労災二次健診受診指導など、安全・健康対策に活用する。

「運輸ヘルスケアナビシステム」の利用事業者からは、「経営陣の従業員に対する健康指導意識が向上した」や「健診結果を本人と一緒に確認するようになり、必要な指導を行うようにした」など、意識改善につながったという声が上がっている。また、申し込んだ事業者は定期サポートや無料相談会、個別に事業所で実施するおでかけ健康サポートが申し込み特典として利用できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 荷主企業