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2019年07月01日

【物 流】トッパン・フォームズ GDP・HACCP対応温度管理プラットフォーム提供


トッパン・フォームズは医薬品の適正流通(GDP)ガイドラインやHACCP(ハサップ、Hazard Analysis and Critical Control Point)に沿った衛生管理の制度化に対応した温度管理プラットフォーム「オントレイシス クラウド」の提供を開始する。同社が提供している「オントレイシス タグ」で得たデータが、プラットフォーム上でまとめて管理できる。

現在、日本国内では厚生労働省の主導により、医薬品・食料品を中心に安全性向上の取り組みが進められ、中でも輸送・保管時の品質管理は厳格化が求められている。医薬品関連については、GDPに準じたガイドラインが2018年12月に厚生労働省から発表されている。同様にHACCPでは2020年6月までに施行の改正食品衛生法への対応に各企業が追われている。

「オントレイシス クラウド」は、これらに対応し温度管理が必要な医薬品や食料品などの輸送と保管時の品質向上に貢献できるよう、以下の特徴を有する。

1.リアルタイム温度監視が可能
オントレイシス タグで得た温度ログデータを、スマートフォンかゲートウェイ端末を経由してクラウド上に転送でき、リアルタイムで温度管理が可能

2.位置情報管理
スマートフォン及びゲートウェイのGPS情報を温度ログデータと紐付けることで、輸送経路や時間、温度変化時の環境把握に活用可能

3.温度逸脱時のメール通知
輸送・保管時に予め設定した温度範囲を逸脱した場合に管理者にメール通知が可能

トッパンフォームズは高機能保冷財「メカクール」や保冷箱、「オントレイシス」シリーズなどを組み合わせた温度管理ソリューションの提供により、顧客の輸送品質の向上に貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| その他