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2019年06月28日

【知 識】アグリメディアと東大 サポート付き市民農園利用の健康効果について共同研究


アグリメディアと東京大学はサポート付き市民農園「シェア畑」の利用がもたらす健康効果について共同研究を開始した。

「シェア畑」は都市住民に区割りされた畑(3平方m以上)を貸し出し、利用者は野菜の栽培や収穫など農作業を体験する。「生きがいづくり」「子供への食育」などシェア畑がもつ様々な価値に賛同が集まり、2011年のサービス開始以来、累計2万人が利用するまでに成長した。「人生100年時代」を迎え、健康で自立したライフスタイルへの関心は高まっている。アグリメディアは、これまで科学的データが乏しかった市民農園の利用と健康効果の関係をひもとき、シェア畑の新しい価値を都市住民の方に提供することが、社会の課題解決につながると考えた。

今回、東京大学大学院農学生命科学研究科助教の曽我昌史氏・土屋一彬氏の協力を得て、シェア畑の利用者が一定期間の農作業を行なった際に、心身の状態や行動・習慣にどのような影響があるかを調査する。調査はシェア畑を新たに契約する利用者を対象に、利用開始前後(3、6、9カ月後)の状態の比較調査と、一定期間利用者と非利用者の比較調査を実施する。調査手法は、いずれも5項目65問の設問に回答するアンケート調査で、自身の健康状態、野菜の食習慣、自然に対する意識、行動の変化などの実態を調査する。

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投稿者:gotsuat 09:35| 知識