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2019年06月27日

【知 識】中国電力と大成建設 壁面・屋内緑化システムを実用化


中国電力エネルギア総合研究所と大成建設は、共同で開発・実証試験を進めてきた循環式養液栽培方式を利用した「壁面・屋内緑化システム」の実用性が確認できたため、中国電力グループのエネルギアL&Bパートナーズが商品ブランド「Esola(エソラ)」として販売・レンタルを開始した。

壁面・屋内の緑化は、遮光・遮熱はもとより、安らぎや癒し、ストレス軽減、プライバシー確保の効果が期待でき、快適な空間を実現できるため、様々な場所で取り入れられている。「Esola(エソラ)」は土を使わず、人の手をかけずクリーンに植物を育てることができる。

「Esola(エソラ)」を実現したのが循環型養液栽培テクノロジー「e・ver(イーバー)」で、これは植物を定植する培地槽と肥料成分を含んだ養液を貯めておく培養液槽が上下二層で一体となっている。タイマー制御により養液を循環させることで、培養液が植物にむらなく自動的に散布され、植物が安定して生育し美観を維持することができる。さらにコンパクトで省スペース,軽量なので,清掃等の容易にメンテナンスできる。今後、空間の快適化などを検討されている医療・福祉・商業施設やオフィスを中心に販売・レンタルを展開していく予定にしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識