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2019年07月01日

【アジア】富士電機 インドで現地電源装置メーカー買収

富士電機はインドでのシステム事業拡大に向けて、インドの大手電源装置メーカーConsul Neowatt Power Solutions(以下、CN社)の経営陣等とPeepul Capital Fund IIIが保有するCN社の株式全てを譲り受ける契約を締結した。

富士電機はパワエレシステム事業を中核事業としてグローバルでの売上拡大を目指している。インドはその重要地域の一つで、2009年に販売会社である富士電機インド社を創業し、2015年に同社に低圧インバータ工場を設けた。さらに同年、現地企業との合弁でエンジニアリング会社(Fuji Gemco)を設立し、生産性向上や省エネを実現する「インダストリーソリューション事業」を展開している。

CN社はインドの大手電源装置メーカーで、主力製品であるUPSは同国内でトップグループのシェアを握り、製造業、医療、社会インフラ向けなどインド国内で多くの納入実績がある。富士電機はCN社の価格競争力のある製品と製造拠点、さらにインド全土に広がる販売・サービス拠点を獲得することにより、製造業や、近年活況なデータセンター市場を主要ターゲットに、インドでの事業拡大を図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア