2019年06月13日
【物 流】プロロジス 物流スタートアップ企業と提携してラストワンマイル物流を支援
プロロジスは、物流スタートアップ企業のウィルポートと提携し、ラストワンマイルの物流事業について、相互のノウハウやリソースを共有し、東京23区内におけるラストワンマイル物流を実施する。
昨今、急増する宅配需要やトラックドライバーの長時間労働の見直しにより、消費者生活圏における物流従事者が不足しており、プロロジスでは都市部の物流施設を、消費者や小売店舗に届く最終点であることから”Last Touch”と呼称し、近年開発に注力している。
ウィルポートは、ラストワンマイルの物流や小売店舗からの地域内配送に関して、配送需要と地域のドライバーを繋ぐことで、ドライバーリソースの効率化に取り組んでおり、独自に開発したクラウドサービスで、ドライバーの空き状況に加えて、技能、研修履歴、車両整備状況等を一元に管理している。3時間以内のスピード配送にも対応可能で、ドライバーとしては、空き時間を利用して短距離・短時間で売上をあげることが出来る。
現在、ウィルポートは23区及び近郊に数百坪程度の配送デポを3拠点整備し、物流事業を受託している。今後プロロジスが拠点展開をサポートし、6月中を目途に23区内に6拠点のデポを新設する予定で、将来的には23区内に25坪程度の配送ステーションを複数箇所設置し、23区内のラストワンマイル物流をくまなくカバーすることを目標としている。
プロロジスのカスタマーには、ウィルポートが優先的に配送を請け負うことで、ラストワンマイルの配送依頼先の確保に繋がり、プロロジスは、今回の取り組みにより得られた基礎データを、都市部の物流施設の立地選定・開発に活用する。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:45| IT関連
