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2019年06月11日

【物 流】国交省 2019年3月 トラック輸送情報


国土交通省は、2019年3月度のトラック輸送情報を発表した。

特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は約5,623千トン(前月比 約651千トン増、13.1%増・前年同月比 約283千トン減、4.8%減) となった。平均稼働日は23.7日(前月比 1.5日増、前年同月比 1.1日増)であり、稼働日1日あたりの輸送量は約237千トン(前月比 約13千トン増、5.9%増・前年同月比 約24千トン減、9.2%減)となった。

宅配便貨物(調査対象14社)の取り扱い個数は、約349,174千個(前月比 約42,980千個増、14%増・前年同月比 約10,323千個増、3%増)となった。

品目別及び地域別輸送状況(調査対象25社)については、品目ごとの前月比較では「日用品」が著増しており、増加要因としては、工場・生産地や商社・問屋からの貨物増、季節的需要増が挙げられた。地域別では全国的に貨物量が増加したが、特に「沖縄」、「北陸信越」、「近畿」、「四国」の増加は顕著であった。

前年同月との比較では、「化学工業品」、「繊維工業品」、「日用品」の貨物減が見られ、「化学工業品」では工場・生産地からの貨物減、倉庫から出る貨物減があり、「繊維工業品」も同様の減少要因に加えて、季節的需要減が見られた。「日用品」では、工場・生産地や商社・問屋からの貨物減と、季節的需要の減が見られた。

また、全国の一般貨物トラック事業者(回答事業者796社)の輸送量は前月比6.9%増、前年同月比0.2%増であった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連