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2019年05月20日

【流 通】MOLエンジニアリングとサタケ バラスト水生物濃縮装置BALLAST CATCH開発


商船三井グループ会社のMOLエンジニアリングとサタケは、バラスト水中の生物検査に必要なサンプル水の濃縮作業の省力化を実現した「BALLAST CATCH(バラストキャッチ)」を共同開発し、商船三井テクノトレードが販売を開始した。

「バラスト水管理条約」の発効に伴い、バラスト水の生物個体数を検査するため、サタケでは「BALLAST EYE(バラストアイ)」とよばれるバラスト水生物検査装置を開発し、2016年から商船三井テクノトレードが販売している。

今回発表した「BALLAST CATCH(バラストキャッチ)」はMOLエンジニアリングとサタケの共同開発で、BALLAST EYE(バラストアイ)」でバラスト水を検査するにあたり、配管接続を行えば、バラスト水を流すだけでサンプル水を濃縮できる。従来2人以上のスタッフが捕集ネットを用い、手作業で行っていた濃縮作業の省力化を実現した。また、小型・軽量・電源不要の設計で、付属のバックパックに入れて本船へ持ち込むことができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通