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2019年05月17日

【物 流】JR貨物 東京から中韓向け小口貨物輸送を開始


日本貨物鉄道(JR貨物)は、グループ会社である日本フレートライナーが東京貨物ターミナル駅構内で運営する東京ICD(インランドコンテナデポ)を活用し、東京から中国・韓国向けの小口貨物を輸送するサービスを2019年5月中旬から開始する。

国内鉄道コンテナ輸送と国際RORO船・フェリーを組み合わせることで、中国・韓国向けの輸出貨物を3〜4日で輸送することが可能で、定時性の高い鉄道を利用することからリードタイムの短縮と確実性の向上、トラック輸送の手配が不要となる。

輸送概要は、東京→中国(太倉、青島、大連)、韓国(釜山)間のうち、東京貨物ターミナル駅→下関駅間が鉄道区間となり、青島・釜山行きが週3回(東京発 火・木・金曜日)、太倉行きが週2回(東京発 火・金曜日)、大連行きが週1回(東京発 木曜日)で運行される。東京ICDでJR12ftコンテナに積み替えられた輸出貨物は、下関CFS(コンテナフレイトステーション)で関光汽船が運航する国際フェリーに積み替えられ、各送り先へと届けられる。また、太倉・釜山行きについてはJR12ftコンテナによる一貫輸送にも対応する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者