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2019年05月14日

【環 境】NECと川崎市 廃棄物収集運搬・処理業務最適化プラットフォームの効果確認


日本電気(以下NEC)と川崎市は、中商・クレハ環境・エックス都市研究所と連携し、川崎臨海部(川崎エコタウン)における資源循環並びに脱炭素化推進に向け、2018年9月から2019年2月までAI及びプラットフォームを活用した廃棄物収集運搬・処理業務最適化の実用化可能性調査を行った。

調査では感染性廃棄物を対象として、各収集運搬業者が持つ排出場所・排出量・収集希望時間などの情報を、NECのスマートシティ向け「データ利活用基盤サービス」を基に構築した「廃棄物収集運搬・処理業務最適化プラットフォーム」に蓄積しAIで分析することで、複数業者の連携による最適な収集運搬ルートを試算した結果、従来と比較し車両の走行距離を最大で約16%短縮できることを確認した。

今後は、廃棄物収集運搬・処理業務最適化プラットフォームの実用化に向けて、現行ルール下での実証などを通して、AI及びプラットフォームの活用が資源の効率的利用と脱炭素化の実現に貢献することを明らかにすることを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】