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2019年05月09日

【知 識】クレディセゾン 脳健康診断テスト事業を行う脳活性総合研究所に出資


クレディセゾンはカード会員へのサービス拡充を目的に、シニア向けに脳健康診断テスト事業を行う脳活性総合研究所に出資した。

日本は4人に1人が65 歳以上となる「超高齢化社会」を迎え、介護・医療費などの社会保障費の急増にどのように対応していくかが、今後さらに大きな社会問題となると指摘されている。また、社会問題に対するさまざまな課題の中で、2025年には認知症高齢者の人数は700万人を超えると言われており、「要支援、要介護」状態となる高齢者が増加していくことが予測されている。このような背景の下、介護を必要とせず自立した豊かなシニアライフを過ごすためには、自らの責任において脳の健康状況を正しく認識し、脳機能が健全なうちから予防対策をとることがきわめて重要となっている。

脳活性総合研究所は、現在医療機関で提供されている認知症であるか否かを判定する認知症テストとは異なり、認知症以前の正常時から、脳の認知機能レベルを定期的に把握し、認知症の兆候といわれている「認知機能の低下」を、まだ本人や周囲が異変に気付きにくい段階で把握できる検査を、「脳活性度定期検査、以下:脳検」として2019年9月に提供する予定にしている。

認知症の中の一つである、記憶力の低下を引き起こすアルツハイマー病の病理変化は、多くの場合40歳代から始まるとも言われている。日々よくある「物忘れ」が、年齢として妥当なものなのか、それとも問題があるレベルの「物忘れ」なのか、現在それを正確に測る方法がない。「脳検」は数千名の受験結果データベースを作成し、同年代の基準値との比較により算出した脳年齢と、受験結果の推移の観察で、認知症の兆候を未病時に把握することを目的とし、三重大学医学部付属病院の認知症センター長である佐藤正之医師監修のもと作成した。半年毎の受験で認知症の兆候を未病時から把握し、効果的な予防・対応をすることにより、シニア層の認知症発症への不安を解消させ、アクティブシニアの増加に貢献するものと考えている。

今後も、クレディセゾンはサービス先端企業として「健康」プラットフォームのみならず、アクティブシニアを中心とした会員から支持される良質なコンテンツの拡充をはかり、豊かで充実した毎日を過ごせる社会の実現に向けて取り組む。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識