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2019年04月24日

【環 境】カネカとセブン&アイ・ホールディングス PHBHを用いた製品を共同開発


カネカは研究開発型素材メーカーとして、イノベーティブな技術を発展させたユニークな製品による地球環境問題の解決策をセブン&アイ・ホールディングスに提案し、共同でサスティナブル社会の実現を目指すことに合意した。カネカがマイクロプラスチック問題への解決提案素材「カネカ生分解性ポリマーPHBH」(以下、PHBH)を用いた各種製品の開発を進め、まずは2019年秋をめどにグループのセブン-イレブン等で展開する『セブンカフェ』用のストローにおいて導入を開始する。

プラスチック素材の製品は、暮らしにとって便利で欠かせないものになっている一方、適切な処理がなされないことによって、海中に漂うマイクロプラスチックが生態系や人々の健康へ影響を与える懸念が高まっている。このように環境に配慮した素材に関心が高まる中で、容器、包装材等における環境負荷低減を継続的に行っているセブン&アイ・ホールディングスが、PHBHの海水中で生分解する点を評価し、両社は共同してPHBHを用いた製品の展開に取り組んできた。

PHBHは、カネカが開発した100%植物由来のバイオポリマーであり、幅広い環境下で優れた生分解性を有する。特に近年では、マイクロプラスチックによる海洋汚染が世界的な社会問題となっており、生態系への影響が懸念されていますが、PHBHは海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE」を取得しており、海洋汚染低減に貢献している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】