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2019年04月22日

【環 境】住友化学 飼料添加物メチオニンの流通業務が「総合効率化計画」に認定


住友化学、住友倉庫、四国開発フェリーの三社が実施する住友化学愛媛工場で生産する飼料添加物メチオニンの船舶による国内輸送業務が、国土交通省より物流総合効率化法で定める「総合効率化計画」の認定を受けた。

メチオニンは動物の体内で合成することができない必須アミノ酸の一種で、主に鶏の飼料添加物として使われている。世界的な人口増加や、新興国の経済成長による食肉文化の広がりなどを受け、この先も年率6%程度の高い市場成長が続くと見込まれており、住友化学は愛媛工場で2018年10月に年産約15万トンから約25万トンへ生産能力を増強し、主要な輸出港である神戸港への輸送量をさらに増やす予定にしている。

三社の計画ではメチオニン増産分の大部分を船舶で神戸港へ輸送する。神戸港まで陸上のみで輸送する場合と比較して、CO2排出量を約55%、トラックによる輸送量を約94%、トラックドライバーの労働時間を約91%削減することが可能となる点が評価された。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| モーダルシフト関係【内容】