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2019年04月19日

【物 流】佐川急便とJR北海道 鉄道とタクシーを活用した貨客混載輸送を実施


佐川急便とJR北海道が実施する貨客混載の総合効率化計画から国土交通省から認定され、2019年4月18日に運行が開始された。

両社の取組みは、旅客鉄道とタクシーを組み合わせて活用する貨客混載輸送する。これは佐川急便の稚内営業所〜幌延町間の宅配貨物等の輸送について、JR北海道宗谷線稚内駅から幌延駅まで旅客列車で輸送し、幌延駅からの各配達先へはタクシーを活用し、物流の効率化(貨客混載)を図る。

旅客鉄道を活用する貨客混載は、これまでにも全国の複数の路線で取り組まれてきたが、鉄道とタクシーという複数の旅客輸送モードを組み合わせての貨客混載事業は今回が初めてとなる。計画実施により@貨物車両からのCO2排出削減量(年間3.8t削減) Aドライバー運転時間省力化(年間417時間削減)B列車の有効活用による新たな収入の確保といった効果が期待される。

国土交通省は引き続き事業者および各運輸局等と連携しながら、総合効率化計画の認定を通じて物流の効率化に取り組む。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者