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2019年04月18日

【知 識】野村證券とNRI 「NOMURA-BPI SDGs債」の共同研究開始


野村證券と野村総合研究所(以下 NRI)は、NOMURA-BPI(野村ボンド・パフォーマンス・インデックス)の新たなサブインデックスとして「NOMURA-BPI SDGs債(仮称)」提供を目的に共同研究を開始する。

近年、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の広がりを背景に、環境問題への対策の一つとしてのグリーンボンドや社会課題への対応を目的としたソーシャルボンド、両方の特性を有するサステナビリティボンド等(以下総称して「SDGs債」)が国際的に注目されている。また、環境・社会・ガバナンス(ESG)といった視点を投資戦略に取り入れることについての議論も活発に行われており、今後、債券のESG投資の一つとしてSDGs債を要因としたパフォーマンス評価やリスク分析の必要性が高まることが予想されている。

NOMURA-BPIは、日本国内で発行された公募固定利付債券の流通市場全体の動向を表すために1986年に開発された投資収益指数(※)で、NOMURA-BPI SDGs債(仮称)は、NOMURA-BPIの構成銘柄を母集団に、その中から一定のルールに基づいてSDGs債を選定し、その投資パフォーマンスを算出する。

NOMURA-BPI SDGs債(仮称)は野村證券 金融工学研究センター インデックス業務室が開発を行い、SDGs債の判定やデータの提供をNRIが行う。指数値および指数構築ルールなどの詳細は、2019年秋頃を目途に順次公開する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識