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2019年04月11日

【流 通】日本IBM 製薬企業や医療団体と連携し、ブロックチェーン技術活用を推進


日本IBMはブロックチェーン技術を用いて、医療・製薬業界における安全、効率的、かつ規模の拡大に対応できる情報交換の仕組みの構築を推進するため、製薬企業や医療団体など20の企業や団体と2018年10月から協議を行い、医薬品などのサプライチェーンや医療データ交換のプラットフォーム構築に向け、関連する実証実験を2019年中に実施することを目指す。

医療・製薬業界においては、医療関連データ管理におけるセキュリティー向上や医薬品のサプライチェーン、電子カルテや診断データなどの医療情報の管理といった観点でブロックチェーン技術の適用に対する注目度が急速に高まっている。ブロックチェーン技術の活用により、信頼性の高いデータに対して素早く安全にアクセスすることができ、個々の患者の利便性の大幅な向上、偽造医薬品の低減、より効果的な研究開発の促進、新たなビジネスモデル推進を可能にする。

国内外ではブロックチェーン技術の業務適用を目的に、さまざまな業界で実証実験が活発に行われていますが、探索を含む初期段階的な実験が多くを占めている。日本IBMは製薬企業や医療団体などとブロックチェーン技術を医療・製薬業界の情報交換の仕組みとして活用することを検討し、業界横断的な課題の解決や新たなビジネスモデル構築を推進する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識