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2019年04月09日

【物 流】ヤマト運輸と独・ストリートスクーター 宅配に特化した小型商用EVを開発

ヤマト運輸が平成31年(2019年)3月27日に、ドイツポストDHLグループ傘下のストリートスクーターと日本初の宅配に特化した小型商用EVトラックを共同開発した。

開発は、ヤマト運輸が働き方改革と環境負荷低減の一環として、安全性・操作性・作業性に優れ、その地域のオペレーションに最適な大きさの“働きやすい車”の開発を進めてきたことが背景にあり、今回小型で扱いやすいEVトラックを導入することで、中型免許を持たない人や車両を使った業務に不慣れでも安心して働ける環境をつくり、働き方改革の推進と集配キャパシティの向上に向けた体制構築をさらに加速させる。

今回開発した車両は、CO2排出量や走行時の騒音等環境負荷の低減や、自動運転・AI等の先進技術との親和性が高いというEVの特徴に加え、安全性・操作性・作業性に優れ、普通免許でも乗務可能なコンパクトサイズで働きやすさを追求した。また、特徴として@高い作業性(運転席シートドア側の座面をフラット化し、運転席へのスムーズな乗り降りを実現 等)、A高い操作性(普通免許保持者であれば、だれでも運転可能な車両規格 等)、B高い環境性能(CO2排出量の大幅な低減・走行時の騒音の低減 等)、Cメンテナンス費用の低減(錆びず、傷にも強い着色プラスチックの車体 等)、D先端技術への高い親和性(将来の自動運転やAI搭載などを見越す)が挙げられる。

今後、2019年度中に500台を導入し、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県で段階的に稼働を開始する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者