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2019年04月15日

【アジア】モスフードサービス タイで有力現地パートナーと提携し事業拡大を本格化

モスフードサービスは、経済成長が著しいタイでの出店を加速する。バンコク証券取引所上場の電子部品メーカーのKCE エレクトロニクス社長兼 CEO ピターン・オンコーシット(Pitharn Ongkosit)氏をパートナーに現在の8店舗から今後5年で45店舗まで拡大する。

モスフードサービスは2007年にタイ1号店を出店した。2016年にはそれまでの現地パートナーとの関係を解消し、自社で事業を継続してきた。しかし、現在までで8店舗の営業にとどまっており大幅な成長は実現していない。今回、現地の有力経営者であるピターン・オンコーシット氏からの出資を受け入れ、新たな体制のもと出店を加速する。

ピターン・オンコーシット氏は、車載用のプリント基板(PCB)では世界有数のシェアを誇るグローバル企業のKCE エレクトロニクスで社長兼 CEO を務めるかたわら、個人事業としてもコスメブランドやアパレルブランドを多数手掛けている。特に、韓国発のコスメブランド「THE FACE SHOP」のタイ事業を買収後、短期間で急拡大させた実績を持つ。

モスフードサービスでは現在海外で371店舗(2019年3月末現在)を展開している。台湾の265店舗やシンガポールの34店舗、香港の25店舗など、経済発展が進む国や地域で順調に店舗を拡大してきた。台湾では、地元大手電機メーカー・東元電機(TECO)をパートナーとして店舗を拡大している。タイでも有力現地企業をバックボーンに持つパートナーとの合弁により大幅な店舗拡大を進め、アジアの幅広い地域で確固たるチェーンとして成長することを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア