<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2019年04月05日

【知 識】三菱地所と立命館 「戦略的 DX パートナーシップ協定」を締結


三菱地所と立命館は、人とロボットが協働する Society5.0(※)時代の施設運営管理モデルの構築に向けた実証実験や情報発信等を行うことを目的とした「戦略的 DX(デジタルトランスフォーメーション)パートナーシップ協定」を締結した。

人手不足、少子高齢社会、地方の過疎化、障がい者雇用、働き方改革などの社会的な課題が叫ばれる中、最先端テクノロジーを積極的に活用した次世代型の施設運用管理モデルの構築が求められている。

三菱地所は「ロボットを活用した豊かな街づくりに向けた取り組み」を積極的に推進し、少子高齢化が進む将来に向けて、清掃、警備、運搬などの業務における人手不足を自律移動ロボット等の導入によって課題解決すべく様々な施策を進めている。一方、立命館は「人類社会における様々な課題に挑む学園」を目指し、テクノロジーの飛躍的な改革に伴う社会のあるべき姿について積極的に社会に提起し、教育研究機関としてさまざまな取り組みを進めている。

両者は連携を機に、学校施設の管理効率化の実現と学校という新領域に新しい価値を提供することで、キャンパスを『小さな社会』と位置付けた立命館フィールドから、三菱地所とともに未来社会の創造に向けた最先端テクノロジーの活用に係る情報発信および人とロボットの協業実現に関する教育・研究および実用化のいっそうの活性化・展開につなげていくことを目指す。

※ Society5.0
サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより経済発展と社会的課題の解決を両立する、日本が目指すべき未来の姿として提唱された社会(Society)のことで、狩猟社会(Society1.0)、農耕社会(Society2.0)、工業社会(Society3.0)、情報社会(Society4.0)に続く、新たな社会を指す

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識