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2019年03月29日

【環 境】ヤマト運輸 ストリートスクーターと宅配に特化した小型商用EVトラック開発


ヤマト運輸は、ドイツポストDHLグループ傘下のストリートスクーター(STS)と日本初となる宅配に特化した小型商用EVトラックを共同開発し、2019年3月27日に購買契約を締結した。2019年度中に500台を導入し、同年秋から一都三県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)で順次稼働を開始する。このEVトラックの導入により、安心・安全で働きやすい環境を整備し、働き方改革をさらに進めるとともに、物流全体の課題である環境負荷の低減を図ることで、ESGに積極的に取り組んでいく。

今回導入するのは、STSと2017年12月から検討を重ねて共同開発した日本初となる宅配に特化した小型商用EVトラックで、ヤマト運輸にとっては1982年に開発したウォークスルー車以来のオリジナル車両となる。2019年度中に500台を導入し、秋から一都三県で順次稼働開始を予定している。

小型で扱いやすいこのEVトラックを導入することで、中型免許を持たなかったり、車両を使った業務に慣れていない従業員でも安心して働ける環境をつくり、働き方改革の推進と集配キャパシティの向上に向けた体制構築をさらに加速させる。また、CO2排出量や走行時の騒音など環境負荷の低減に取り組むとともに、先端技術との親和性の高さを生かして自動運転やAI搭載の検討も行い、環境課題の解決と次世代の物流構築をリードし、持続可能な社会の実現を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 低公害車・低燃費車関係【内容】