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2019年03月20日

【環 境】日清食品 インスタントラーメン業界で国内初「認証パーム油」の使用開始


日清食品は、滋賀県栗東市の関西工場において、インスタントラーメン業界では国内初となる「認証パーム油」の使用を平成31(2019)年3月より開始した。

パーム油は、アブラヤシの果肉から採れる油脂でインスタントラーメンを製造するうえで不可欠だが、一方で農園開発のための熱帯林伐採による生態系の破壊、児童労働や農園労働者の人権侵害など、地域環境や社会に与えるさまざまな問題を抱えている。

「認証パーム油」とは、森林破壊防止や生物多様性保全、人権に配慮されて生産、加工されたパーム油で、RSPOがその使用を促進している。日清食品グループでは、米国日清が平成25(2013)年に、ハンガリー日清が平成28(2016)年にRSPOに加入しており、両社が生産する製品は、平成28(2016)年までに「認証パーム油」への切り替えが完了している。今回の日清食品の関西工場における使用開始により、日清食品グループ全体で使用しているパーム油の20%以上が「認証パーム油」となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】