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2019年03月15日

【アジア】リオン ベトナム中部の国立フエ中央病院と難聴者救済に向けて協力

リオンはベトナムの「国立フエ中央病院(HUE CENTRAL HOSPITAL)」と、ベトナム国内の難聴者救済に向けて協力する覚書を2019年2月28日に締結した。今回のベトナム中部(フエ)での覚書締結は、北部の「国立バックマイ病院」(ハノイ)、南部の「ホーチミン市立耳鼻咽喉科病院」(ホーチミン)に続くもので、同社は難聴者を救済するための支援活動を推進し、ベトナム医療の発展に向けて取り組んでいく。

リオンは難聴の早期発見と難聴者の生活向上に貢献することを目的に、医師が当社製の聴覚検査機器を使用して詳細な検査を行い、難聴者に対して適切に調整した補聴器を普及する取り組みを進めている。

同社は2015年にベトナム北部ハノイにある「国立バックマイ病院」と覚書を締結し、翌2016年4月には同病院に日越聴覚検査センターを開設した。これは、JICAとの委託契約による民間技術普及促進事業として行われ、また奈良県立医科大学と連携して、医師・看護師の訪日研修等による人材育成も進めてきた。同センターでは2年間で24,200名が聴覚検査を受け、このうち1,268名が補聴器を試聴し、乳幼児の難聴の診断・早期発見も可能にした。さらに、2017年10月には、南部ホーチミンの市立耳鼻咽喉科病院と覚書を締結し、難聴者救済に向けた活動を推進している。

こうした活動の成果を踏まえて、今回ベトナム中部の主要都市フエにある「国立フエ中央病院」と覚書を締結し、同病院における聴覚検査ルームの導入を支援し、聴覚検査機器(オージオメータ、インピーダンスオージオメータ、耳管機能検査装置など)を提供するとともに、機器の操作技術指導も進める。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア