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2019年02月21日

【物 流】JR貨物 2019年1月分 輸送動向


日本貨物鉄道の平成31(2019)年1月の輸送動向は、東北線・日本海縦貫線等での輸送障害及び山陽本線復旧工事の影響により、高速貨112(前年350)本が運休となった。

コンテナの当月実績は、1,641千トン(前年比0.4%減)となった。
品目別輸送では、エコ関連物資(当年実績(以下同じ)55千トン、前年比44.8%増)が関東地区の建設発生土や焼却灰の輸送が順調であった。また、積合せ貨物(216千トン、前年比5.1%増)が関西・東北地区間等において増送となり好調に推移したほか、家電・情報機器(32千トン、前年比5.6%増)も一般消費者用電気機器の販売好調に伴い、前年実績より増加となった。

一方で、化学工業品(146千トン、前年比6.4%減)や化学薬品(121千トン、前年比4.4%減)は国内需要の減少により、大幅な減送となった。また、紙・パルプ(236千トン、前年比2.5%減)が国内での販売不振に伴い出荷が減少し、自動車部品(68千トン、前年比7.2%減)等でも輸出が低調に推移し、前年実績を下回った。

車扱の当月実績は920千トン(前年比3.0%減)となった。
石油(648千トン、前年比0.4%減)が前年に比べ、若干気温が高く推移したことで灯油等の需要が減少した。また、セメント(131千トン、同比8.9%減 ※)も在庫調整により減送となった。

コンテナ・車扱の当月実績は、2,561千トン(同比1.3%減)となった。

※ 前年実績には石灰石を含む

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者