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2019年02月13日

【流 通】DIC 柔らかいエレクトロニクスを実現した無線タイプのセンサ開発


DICは商業施設やオフィスビルなど施設内の温度や湿度、照度のセンシングに用いるセンサデバイスを開発し、2018年秋より複数企業との実証実験を開始した。開発品は同社グループ製品と組み合わせることで、手で曲げられる柔軟性と設置・除去作業の簡便さに加えて、安全性や意匠性を兼ね備えている。

商業施設やオフィスビルなどで快適な空間を維持するためには、施設環境の測定を欠かすことができない。また、環境負荷低減が求められる中、空調などにおける省エネルギー対策を講じる際にも施設環境のデータ化が求められている。

一方、これまでの主流である有線タイプのセンサは、既存施設へ設置しづらいことや、テナントやフロアレイアウトの変更時に適所設置できないことが課題とされてきた。また、無線タイプの場合も、従来製品の多くは筐体がプラスチック成形品であり、取り付けが簡便な両面テープでの固定には落下の危険性を伴うことが課題でした。加えて、筐体の厚みやカラーバリエーションの少なさによる施設デザインとの不調和に対して、改善を求める声が高まっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通