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2019年02月05日

【物 流】法人向けドライブレコーダーにAIアルゴリズム使用した新機能を追加


日本ユニシスは、2019年2月1日より、法人向けに提供しているドライブレコーダー「無事故プログラムDR」に、フィーチャのAIアルゴリズムを搭載した新機能を追加した。

近年の若年層の車離れやドライバー自体の減少により、普段運転をしない人が社用車を運転する機会が増えつつある。また、交通事故発生件数は減少傾向にあるが、全国で一日あたり1,000件以上の事故が発生している。

これらを背景として、日本ユニシスでは2009年よりドライブレコーダーとITを活用して社用車の安全運転を支援するサービス「無事故プログラムDR」を提供しており、サービスの開発にあたり、信号無視や速度違反など累犯性の高い違反を起こすドライバーが交通事故を引き起こす可能性が高い点に着目し、ドライブレコーダーをキーとした違反検知に努めてきた。

新機能はAIアルゴリズムが走行中のカメラ映像から、リアルタイム画像解析技術を活用して、赤信号、速度標識、一時停止標識を検知し、標識と車速から違反を判定し、交通違反の疑いのある運転を自動で判定し、企業の車輛管理者にメールで即時通知する。

法人用ドライブレコーダーの導入目的は、事故映像の記録とともに加速度センサーによる危険運転(ヒヤリハット)の見える化が挙げられるが、ドライバーが無意識に起こしがちな累犯性の高い運転は、ヒヤリハットよりも多いと言われている。

日本ユニシスでは、こうした交通違反の疑いのある運転を映像として見える化することによって、車両管理者は負荷を増やさずにより高度な安全運転の指導が可能となり、交通事故のリスクの減少が期待できるとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連