<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2019年01月28日

【流 通】白馬村で5G活用した除雪車支援の実証試験を実施


長野県白馬村とKDDIは、立命館大学と金井度量衡の協力のもと、除雪作業の課題解決に向けて次世代移動通信システム「5G」(以下 5G)を活用した除雪車支援の実証試験を国内で初めて(2019年1月17日時点、KDDI調べ)実施する。

実証試験は、5Gを活用し除雪車の運転席に設置した5Gタブレット上に、積雪のない夏場の状況写真を表示することで、雪の下に埋もれているマンホールや縁石などの道路構造物に注意しながら、迅速かつきれいな除雪作業が行える除雪車支援システムの実証を行う。

降雪地域において、迅速かつきれいな除雪は、地域住民が生活手段である道路を安心・安全に利用するために欠かせない。さらに、白馬村では、村外からの雪道に慣れていないスキー客の車が多いことから、観光事業の側面からも重要である。一方、近年、日本各地において、通常は降雪の少ない地域で豪雪となる災害が多く発生している。この試験のシステムを活用することで、豪雪災害時に応援に来た除雪車オペレータの作業支援を可能とし、除雪の効率化、豪雪災害からの早期復旧などが期待できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通