<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2019年01月22日

【知 識】アルフレッサとヤマト運輸 「医薬品流通研究会」発足


アルフレッサとヤマト運輸は今後の医療提供体制への対応や労働力不足等の社会課題への対応を共同で検討するための「医薬品流通研究会」を立ち上げた。

現在、日本の少子高齢化は世界に例を見ないスピードで進行しており、社会保障費の増加とその財源の確保は喫緊の社会課題となっている。そうした中で、医療・介護分野の各種制度改革が進行し、医療提供体制の見直しや地域医療の充実等、医療のあり方が大きく変わろうとしている。

このような環境下、政府・自治体は診療から医薬品の受け取りまで一貫した在宅医療を国家戦略特区の一部で施行する等、新しい取り組みを進めている。一方、社会インフラである医薬品流通でも、変化する医療提供体制に対応して、高い水準の安全性・安定性を確保しながら更なる効率化を実現するといった新しい流通ネットワークへの進化が課題となっている。アルフレッサとヤマト運輸は、今後の医療提供体制の変化や地域医療の充実、労働力不足等の社会課題を視野に入れて対応するには、両社が持つさまざまな知見を活かし、新たな流通ネットワークのあり方を検討することが必要であると考え、今般、研究会を立ち上げることで合意した。

共同研究では、アルフレッサが持つ医薬品流通ネットワークと、ヤマト運輸の宅急便ネットワークを結集するだけでなく、両社の経営リソースやノウハウを徹底活用することで、安心・安全で確実な新しい流通ネットワークをいち早く確立することを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識