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2019年01月08日

【知 識】オリコと大阪信用金庫 インバウンド需要取り込みに向け業務提携


オリエントコーポレーション(以下 オリコ)と大阪信用金庫は、インバウンド対応強化を目的に、訪日中国人向け電子決済サービス「アリペイ(支付宝/Alipay)」(※1)と「ウィーチャットペイ(微信支付/WeChat Pay」)」(※2)の拡充に向け業務連携した。

2017年の訪日外国人の旅行消費額は前年比17.8%増の4兆4162億円で、そのうち中国は38.4%の1兆6947億円とトップシェアを占めている(※3)。大阪府は豊富な観光資源やアクセスの利便性から訪日中国人からの人気が高く、2017年は延べ402万人の中国人が訪問している(※4)。

増加するインバウンド需要の取り込みを図るためオリコは大阪信用金庫から取次ぎを受けたインバウンド需要のある取引企業に対してアリペイ、ウィーチャットペイの決済インフラを提供する。この協業により、地域企業の決済サービスの環境整備を行い、地方創生やキャッシュレス化を促進する。

※1 アリペイ(支付宝/Alipay)
アリババグループの関連会社アント フィナンシャル サービスグループが提供する世界最大規模のモバイル及びオンライン決済プラットフォーム。海外でも中国人向けのオフライン決済サービスを40の国と地域で提供しており、グローバルパートナーを合わせたアクティブユーザー数は9億人以上となっている

※2 ウィーチャットペイ(微信支付/WeChat Pay」)
中国のテンセント(騰訊)が無料インスタントメッセンジャーアプリ「ウィーチャット(微信)」ブランドの下で提供する電子決済サービスの名称。アリペイと並び中国における電子決済サービス大手

※3出典:「訪日外国人消費動向調査 2017年年間値の調査結果」(観光庁 2018年3月20日公表)

※4出典:「大阪府 来阪外国人旅行者数」(大阪府 観光統計調査)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識