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2018年12月26日

【物 流】物流連 「第3回 物流における高齢者の活躍推進方策検討小委員会」開催


日本物流団体連合会は、2018(平成30)年12月6日に、第3回物流における高齢者(シニア層)の活躍推進方策検討小委員会を開催した。

今回の委員会では、最初に埼玉県下を基点として主に運輸事業を営む清水運輸グループの代表取締役 清水英次氏をゲストスピーカーとして、同社グループにおける「物流業におけるシニア層の活躍方策」と題した講演が行われた。

ここでは清水運輸グループがシニア層の雇用維持・継続策として、車両運行上の安全面確保や就労上の健康面への配慮等、個別に講じる直接の措置に取り組んでいることや、グループ内の他業種・他業務への配置転換などの為の就労環境整備等、広範な取り組みの中での対策も進めていることが講じられた。

次いで事務局より、「シニア層の活躍に関するアンケート調査」についての最終取りまとめ案の報告があり、今後の活躍推進方策の検討・策定を適切に行う為、一部の調査結果について補足調査を行うことになった。

最後に、選定対象企業を訪問したうえで実施する「シニア層の活躍に関するアンケート調査」についての中間報告が行われた。各委員よりヒアリング項目等について活発な要望・意見が出され、これらを踏まえて今後の調整を実施することになった。
同調査はアンケート結果では抽出しきれなかった回答の内容・背景等の確認を含めたシニア層の活躍実態や取り組み内容を把握することを目的として実施される。

物流における高齢者(シニア層)の活躍推進方策検討小委員会は、経営効率化委員会の下に設置されており、今回は委員18名が出席した。次回は2019(平成31)年1月末の開催が予定されている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者