2018年12月05日
【物 流】トラック輸送情報(2018年9月)
国土交通省による、平成30(2018)年9月分の特別積合せ貨物の輸送量は、5,150千トン(前月比1.2%減 前年同月比5.6%減)となった(調査対象24社)。
品目別の輸送状況では、前年同月比は「農水産品」以外で、輸送量が減少したと回答した事業者が多かった。品目別の前月･前年同月比は以下の通り(調査対象25社)。
<品目別前月比>
・機械…工場･生産地からの貨物増及び倉庫から出る貨物増
・日用品…商社･問屋からの貨物増及び季節的需要増、倉庫から出る貨物減
・農水産品、食料工業品…工場･生産地からの貨物減
<品目別前年同月比>
・金属製品、化学工業品、繊維工業品…工場･生産地からの貨物減
・日用品…工場･生産地からの貨物減、商社･問屋からの貨物減、倉庫から出る貨物減、季節的需要減
・食料工業品…季節的需要減
また、地方運輸局別の輸送量では、四国(前月比4.1%増 前年同月比4.8%増)、九州(前月比18.6% 前年同月比5.4%増)のみ前月比・前年同月比が増加となった。とりわけ前月比が増加している九州では、季節時的需増により「取り合せ品」が、景気の影響により「セメント」・「その他の窯業品」が、また、「鉄鋼」・「金属製品」・「その他の製造工業品」の輸送量が増加したと回答した事業者があった。
なお、全国の一般貨物トラック事業者の輸送量は、前月比3.8%増、前年同月比1.5％減であった(回答事業者789社)。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:45| 物流事業者
