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2018年12月04日

【物 流】日通総研とゼンリンDC FL稼働状況を可視化する ろじたんフォーク開発


日通総合研究所とゼンリンデータコムは、倉庫・工場内でのフォークリフトの稼働状況を可視化し、フォークリフトの必要台数を算出するサービス「ろじたんフォーク」を開発した。

ろじたんフォークは、日通総研が持つ倉庫作業の計測サービス「ろじたん」とゼンリンデータコムの持つ「屋内動態管理ソリューション」が組み合わせている。2018年12月よりサービスの提供を開始する。

日通総研は以前より、ろじたんを提供していたが、利用者から作業員だけでなくフォークリフトの稼働状況を計測したいという声や、現在のフォークリフトの台数は適正台数なのか、といった悩みを受け、ろじたんフォークの開発に踏み込んだ。

ろじたんフォークは、受信機などの高価な器具の取り付けは不要で、ビーコンとセンサーを倉庫・工場内の壁・柱・天井などに設置するだけで、フォークリフト作業者の搭乗状況、積載状況、作業動線等のデータを取得できる。

また、IoTセンサーとシステムにより、フォークリフトの動線などの情報を取り込み、自動で計測が可能となる。フォークリフト作業者は、作業開始前にアプリを立ち上げ、終了後にデータを送信するだけで、簡単・安全に実施できる。

更に、技術的信頼性と低コストを実現した上で、物流コンサルタントがリアルなデータを分析し、物流改善のノウハウを活かしてフォークリフトの削減合理化余地や効率化に向けた改善の助言などを含むレポート(時間帯別稼働比率、フォークリフトタイムチャート、フォークリフト専有率、分あたり走行距離、動線描画など)を作成する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者