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2018年12月10日

【アジア】JAL 百戦錬磨等 香港で農泊を活用した訪日旅行の需要喚起

JAL、百戦錬磨、JAL サテライトトラベルの3社は香港発の訪日旅行の需要を喚起する新たな取り組みを開始する。

JALと百戦錬磨は2018年2月に包括業務提携を締結し、民泊・農泊を活用した地域活性化事業を推進しているが、JALグループの香港の旅行会社であるJALサテライトトラベルが百戦錬磨の販売総代理店となり、農泊を活用した新たな訪日旅行喚起に取り組む。

香港の訪日旅行者数は2017年に223万人と過去最高となり、人口(約730万人)に対する訪日比率が高いこと、また、リピーターの割合もアジア諸国の中でも最も高いことから、香港は訪日旅行に対する関心が非常に高いマーケットであるといえる。このような香港の訪日リピーターが増える中、訪日回数を重ねるごとに日本の地方部への訪問ニーズは高まる傾向にあり、特に地域ならではの生活を体験できる機会を提供することが地域への旅行需要喚起につながると考えている。香港には教育熱心なご家庭も多く、家庭教育の一環として農泊を活用することは需要創出に有効であると考え、農林漁業体験を組み込んだ宿泊の提供に取り組むことになった。

香港での協業事業として、STAY JAPANに登録されている日本全国の農泊施設をサテライトトラベルにて販売開始する。また、重点地区として南三陸エリアを訪問するツアー商品の販売を皮切りに、北海道・青森県弘前・秋田県仙北・岩手県遠野・熊本県人吉球磨地域なども順次販売する予定にしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア