<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2018年12月03日

【物 流】アルフレッサ・三菱倉庫 メディカル物流研究会を立上げ


アルフレッサと三菱倉庫はメーカー物流等の物流インフラの共同化や効率化、市場拡大見込みのある再生医療等製品の物流および次世代の流通を検討する研究会を立ち上げた。 現在、製薬企業やベンチャー企業等において特殊な流通スキームと管理が必要なスペシャリティ医薬品や細胞を使用した再生医療等製品が多く開発されている。これらの今後の市場拡大に伴い、供給の難しい製品の取り扱いや超低温(摂氏マイナス150℃以下)の環境下での物流など新しい物流のプロセスや技術の構築が求められている。

アルフレッサは以前より治験製品や再生医療等製品の保管・輸送において三菱倉庫と共同で取り組みをしていたが、更なる付加価値の創出が必要と考え今回の研究を立ち上げた。

研究会では「医薬品物流」と「再生医療等物流」をメインテーマとし、メーカー物流等の物流インフラの共同化や効率化、海外との物流、医薬品の流通過程における温度・衛生管理や各種手順書等の作成に関する国際基準への対応を検討している。また労働力不足問題やIoT、AI等の先端技術の適応等の医薬品物流や流通分野における環境変化について両社で協働し、新たな対応策の構築を目指している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者