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2018年11月22日

【流 通】コクヨ 電子帳簿保存法スキャナ保存サービスの提供開始


コクヨは、金融機関向けに電子帳簿保存法におけるスキャナ保存制度に対応した事務の効率化をサポートする電子帳簿保存法スキャナ保存サービス「Re:MATCH(リ・マッチ)」を2018年11月26日から提供する。

金融機関で発生する領収書、伝票等の国税関係書類は、紙による管理が多く、保管スペース、管理コスト、コンプライアンス、税務調査対応などの事務負担が課題となっている。2015年、2016年に改正された電子帳簿保存法でスキャナ保存要件が緩和されたことにより、事務作業の効率化、コンプライアンス向上の手段として、金融機関も含め導入する企業が急速に増えている。

コクヨでは、口座開設申込書や契約書などの証書類に対して、電子化された書類を安心・安全に検索・閲覧できる電子文書管理システム「Re:FIND」を提供しているが、スキャナ保存制度での活用を期待するニーズの高まりを受け、新たに「Re:MATCH」のサービス提供を開始する。

「Re:MATCH」では、電子化された複数の文書を自動的にまとめてタイムスタンプを付与、また10年以上の保存にも対応できる長期署名タイムスタンプを採用している。これによりコスト、タイムスタンプ付与時間の軽減を実現する。

コクヨは、金融機関に対する文書管理コンサルティングの実績を基に、文書の調査から対象書類の提案、税理士と提携したスキャナ保存制度の適正事務所利用権を満たす業務フロー設計、申請支援をサポートする。また、文書の収集、スキャニング、内容確認、登録の業務は、だいこう証券ビジネスと協業し、金融機関の事務作業の効率化をサポートする。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通