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2018年11月15日

【環 境】Jバイオフードリサイクル 食品リサイクルプラント本格稼働開始

 
Jバイオフードリサイクルの食品リサイクルプラントが完成し、食品リサイクル・バイオガス発電事業を開始した。

食品ロスは国内で年間632 万トン発生(平成25 年度推計:農林水産省)し、その多くが焼却処分されている。JR東日本グループの駅ビルやエキナカ等から発生する食品廃棄物は、脂分や塩分、包装等の混入が多く、飼料化や肥料化による再生利用は限られていた。この課題を解決するため、JFEエンジニアリンググループとJR東日本グループはJバイオフードリサイクルを設立し、食品廃棄物を再生可能エネルギーに変える事業を開始した。

Jバイオフードリサイクルは食品廃棄物(日量80t)を微生物により発酵させ、発生するメタンガスを燃料にして発電を行う。食品リサイクルプラントの発電出力は1,800kW、年間想定発電量は約11,000MWh(一般家庭の約3,000世帯分)で、発電された電力は施設で消費する他、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用して、JFEエンジニアリング100%出資電力小売会社のアーバンエナジーに売電する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】