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2018年11月13日

【環 境】東京電力ホールディングス ベトナム・コクサン水力発電所に出資参画


東京電力ホールディングスは、ベトナム国の水力発電事業者であるLao Cai Renewable Energy社が保有するベトナム国ラオカイ省のコクサン水力発電所(合計出力:2.97万kW)に出資参画することとし、Lao Cai Renewable Energy社の出資会社であるシンガポール国Viet Hydro社の株式36.38%を取得した。これは東京電力ホールディングスとして初めての海外水力発電事業への出資参画となる。

東京電力ホールディングスは、電気事業を取り巻く外部環境の厳しさが増すなか、企業価値向上方策のひとつとして、再生可能エネルギー事業の主力電源化に向けて取り組んでいる。今後、海外水力および国内外洋上風力を中心に開発を進め、海外水力については、将来的に、総開発規模 200〜300万kWを目指している。

コクサン水力発電所は、平成28(2016)年4月の営業運転開始以降、ベトナム国営電力会社傘下の配電事業者であるNorthern Power Corporation社と20年間の電力販売契約を締結し、安定した操業を続けているが、これまで東京電力ホールディングスが国内水力発電事業で長年培ってきた技術やノウハウを活用することにより、巡視点検など発電所運営の効率化に取り組むことで、さらなる収益向上に寄与できると考えている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】