2018年11月12日
【物 流】国交省 トラックドライバーの長時間労働改善等に向けたガイドライン公表
国土交通省（国交省）は、トラック運送事業における荷待ち時間の削減や荷役作業の効率化など長時間労働の抑制を図る為、トラック事業者と荷主が連携して実施したパイロット事業の成果をとりまとめたガイドラインを公表した。
平成27年（2015年）度に設置された学識経験者・トラック運送事業者・荷主・労働組合等の関係者から成る「トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会」において、トラック事業者と荷主とが連携して、荷待ち時間の削減や荷役作業の効率化など長時間労働の抑制を図るためのパイロット事業を平成28年（2016年）度から2か年度にわたり実施。この度は、その成果を「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン」として取りまとめた。
同ガイドラインでは、2年間のパイロット事業で得られた長時間労働改善等の知見や荷主とトラック運送事業者の協力による取組みを紹介。予約受付システムの導入や発注量の平準化などの具体的取組み事例についてまとめている。
国交省及び厚生労働省（厚労省）では、関係省庁と連携し、今後、ガイドラインの横展開を図り、トラック運送事業における取引環境と長時間労働の改善に向けて取り組んでいくとしている。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:45| 行政関連
