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2018年11月02日

【物 流】アドバンスト・メディア 音声認識活用の仕分けシステムをリニューアル導入


アドバンスト・メディアが首都圏にスイーツショップを展開する銀座コージーコーナーの物流センターに導入している、音声認識を活用した仕分けシステムをリニューアル導入した。
 
音声認識を活用した「仕分けシステム」は、店舗への商品をより高精度・効率的に行うことを目的として、平成22(2010)年より銀座コージーコーナーで導入が開始されている。音声認識を活用することで、ハンズフリー及びアイズフリーを実現し、従来使用していたハンディーターミナルのタッチパネル形式と比較して、1時間あたりの作業効率約20%増加、ミス率84%減少(1/12万5千分)といった導入効果が得られた。

そして今回、更なる業務効率化を目的として、アドバンスト・メディア、銀座コージーコーナーの情報システム部門、物流センターの3者で仕様検討が行われ、Android端末に最新のディープラーニング(DNN)対応AI音声認識エンジンを搭載した仕分けシステムがリニューアル導入されることとなった。導入により、端末のスペック上昇によるレスポンス速度の向上や、ディープラーニング技術の実装により音声認識精度が向上し、リニューアル前と比較すると作業効率20%増加、ミス率62%減(1/33万)となった。更に、使用端末に接続するマイクを有線から無線タイプにリニューアルしたことで、有線マイクの頃に発生していた接続部分の故障リスクも大幅な軽減を実現した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連