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2018年10月30日

【環 境】NEDO 太陽光発電の輸送分野における普及に向けた国際調査活動を開始


新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下;NEDO)は、太陽光発電の輸送分野における普及に向けた国際的な調査活動「IEA PVPS(※) Task『PV and Transport』」を開始した。

「IEA PVPS」は「太陽光発電システムが持続可能なエネルギーシステムとして国際協力を推進すること」を使命とする活動で、「PV and Transport」は運営責任者である廣田寿男客員教授を中心に調査を進め、2020年度末までの活動期間中に成果レポートを作成、公表する予定である。

さらに、今後は、輸送分野での太陽光発電の利用拡大を目指して、太陽光発電システム搭載自動車のCO2排出量削減効果やユーザーが得られる利便性、その実現のために太陽光発電に要求される仕様などについて、国際的に調査を行っていく予定である。
 同活動への関心を表明している国は多く、今後は参加者がさらに増え、活動が活発化することが期待されている。


※ IEA PVPS(国際的エネルギー機関・太陽光発電システム研究協力プログラム)
太陽光発電の国際的な普及促進を目的に、平成5(1993)年にOECD先進21カ国およびEUが実施協定を締結。日本はNEDOが本プログラムの締結者として外務省から経済産業省を通して指定され、活動している。現在「IEA PVPS」には27カ国に加え、5者のスポンサー(欧州太陽光発電協会など)が参加しており、参加者数はIEAの研究実施協定プログラムの中で最多となっている(平成30(2018)年10月現在)。国際協力活動を通じ太陽光発電に関する研究・開発と情報交換を行い、太陽光発電の様々なステークホルダーに向けた情報発信やレポート報告、ワークショップ開催などを実施している。

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投稿者:gotsuat 09:50| 環境負荷低減【内容】