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2018年10月29日

【環 境】商船三井 ばら積み船80隻に省エネ運航分析サービスを試験導入


商船三井は、船舶の設計と運航支援のシステム開発を行うソフトウェア会社であるNAPA が開発した新サービスである「NAPA Fleet Intelligence with Noon Report」(以下、NAPA FI) を、同社が運航するばら積み船80隻に試験的に導入することを決定した。

NAPA FIは本船に運航データ収集装置の搭載を必要とせず、航海日誌と自動船舶識別装置(Automatic Identification System;AIS)から取得した情報を、NAPAが有する工学的知見とデータ分析ノウハウを活用し、推進性能分析をする。エンジンの適切な出力管理、タイムリーな船体・プロペラ汚染対策を通じて、運航船が排出する温室効果ガスの削減効果などを検証している。

商船三井は、データドリブンな取り組みを「FOCUS」プロジェクトを通じて強化している。加えて、NAPA FIは導入容易性が高く、傭船期間が短期的であっても推進性能を最適化し、環境負荷を低減できることを見込んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器【内容】