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2018年10月25日

【流 通】TKC 農業法人・経営者向け財務会計システムを提供


TKCは、昨今の農業分野の改革に対応し、その円滑な推進を支援するため、このほど農業法人・個人事業者向けの財務会計システムの提供を開始した。

今回、提供を開始したのは「FX農業会計」と「FX農業会計個人事業用」の2つで、TKC会計事務所(税理士・公認会計士)が、システムの立ち上げから運用、会計データの経営への活用を支援する。これにより、農業法人・個人事業者は専門家の指導の下で〈財務経営力の強化〉の実現が可能となる。

政府は『日本再興戦略2013』(2013年6月閣議決定)において、2023年までの10年間で、農業法人経営体数を2010(1万2,511法人)年比約4倍の5万法人とする目標を掲げている。その目的は、「意欲のある農業者が本格的な農業経営者へと成長し、さらなる経営発展を図ることができるよう法人化等の推進、経営の質の向上を支援」するもので、農業分野の改革は『未来投資戦略2018』においても重点項目の一つとなっている。

また、農林水産省は2018年3月に『農業経営法人化支援総合事業実施要綱』を全面改正し、〈農業経営に関する相談体制〉の整備と税理士など専門家の派遣・巡回指導による〈個別経営支援の取り組み〉などを通じて、農業経営の確立・発展、農業経営の法人化や事業継承を促進するとの方針を打ち出した。その事業の一つ「農業経営者総合サポート事業」では、経営資源・財務内容の分析、事業計画の策定にかかる指導、事業計画の実施にあたっての助言、これらのフォローアップの担い手として税理士への期待が寄せられている。

今回提供を開始した「FX農業会計」「FX農業会計個人事業用」には経営者の意思決定を支援する業績管理ツールとして25万5,000社以上で利用される戦略財務情報システム「FX2」と「FX2個人事業者用」と同等の機能を搭載しました。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通