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2018年10月26日

【アジア】花王 ベトナムで清潔・衛生習慣の定着に向け「ベトナム衛生プログラム」開始

花王は、ベトナムで清潔・衛生習慣の定着に貢献するため「ベトナム衛生プログラム」を開始した。このプログラムは、「衛生管理リーダー育成プログラム」「衛生奨学金制度」「学校衛生プロジェクト」「楽しい手洗い教室」の4つの取り組みで構成されている。2018年10月15日にベトナムのハノイ医科大学で「衛生管理リーダー育成プログラム」「衛生奨学金制度」に関し、ハノイ医科大学、神奈川県立保健福祉大学、東北大学が署名し、関係者と共に調印式を行った。これらの取り組みは、ベトナム・日本外交関係樹立45周年を記念する事業として認定されている。

花王グループは、地域の文化や社会のニーズに合った製品・サービスを提供すると共に、花王の原点である清潔・衛生習慣の定着に向けた啓発活動を行なってきた。このような花王の知見を活かすことができ、衛生環境向上へのニーズが高いベトナムにおいて、「ベトナム衛生プログラム」を開始する。現在花王が事業を展開しているベトナムは、人口の増加と共に著しい経済成長を遂げています。それに伴い、事業の将来的な成長も見込まれている。

今回、ハノイ医科大学にて調印式を行なった取り組みのうち、「衛生管理リーダー育成プログラム」は、ハノイ医科大学病院、東北大学、聖マリアンナ医科大学と協働で実施する。感染予防・衛生習慣の定着をめざし、感染対策のシステム化を図ると同時に、医療従事者や学生向けに、感染対策や衛生管理に関するセミナーを行なう。将来的には、そのほかの日本の大学や大学病院の参加も検討しています。また、「衛生奨学金制度」は、ハノイ医科大学の卒業生を対象とし、神奈川県立保健福祉大学の大学院留学への奨学金を提供します。ベトナムの保健衛生分野で活躍する食品衛生管理の専門家を育てることで、人々の健康な暮らしを実現する。

そのほかにも、花王は次世代の啓発を目的として、ユニセフが行なっている「学校衛生プロジェクト」で、2016年から支援をしている。学校の衛生環境改善のためのトイレや手洗い設備の設置、子どもたち向けの手洗い啓発を行なっている。さらに2019年からは、「楽しい手洗い教室」を展開していきます。衛生意識の向上をめざし、将来を担う子どもたちに正しい手の洗い方を伝えていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア