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2018年09月26日

【環 境】大日本印刷 環境に優しい「バイオマテックインキ」を開発


大日本印刷は、植物由来の原料を一部に使用することで環境への負荷を軽減できる「バイオマテックインキ」を開発した。

植物由来原料を一部に使用した「バイオマテックインキ」は、石油由来のインキと同等の物性を有しているため、洗剤やシャンプーなどの詰替えパウチや、ボイルやレトルト、電子レンジなどに対応可能な高い機能を必要とする包装材の印刷インキとしても使用できる。また、植物由来原料を使用した「DNP植物由来包材バイオマテック」シリーズの「バイオマテックPET」、酸素や水蒸気のバリア性の高い「バイオマテックIB−PET」「バイオマテックVM−PET」などと「バイオマテックインキ」を組み合わせることで、さらに包装材全体として温室効果ガスの排出量を削減することができる。また、モノマテリアルパッケージへの適用も視野に入れている。

近年、記録的な大雨や高温などの異常気象が多発しており、その要因のひとつとして温室効果ガスの増大による地球温暖化があげられている。DNPは持続可能な世界を実現する為に2030年までに達成すべき17の国際目標であるSDGsの実現を目指した取り組みを進めている。その一環で、温室効果ガスを製品ライフサイクル全体で削減できる、植物由来の原料を使用した包装用フィルム「DNP植物由来包材バイオマテック」を平成18(2006)年に開発し、すでに多くの食品や日用品などの包装材で使用されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】