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2018年09月21日

【物 流】JR貨物 「平成30年7月豪雨」による貨物列車の不通区間が全て解消


JR貨物は「平成30年7月豪雨」の影響により貨物列車の運転が中断していた山陽線での運転再開の見通しを明らかにし、豪雨による不通区間が全て解消することを発表した。

今回運転が再開するのは東福山駅〜広島貨物ターミナル駅間の105.6kmで、西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)を筆頭に、広島県をはじめとする沿線自治体や国土交通省中国地方整備局・中国運輸局等の行政機関の協力を受け、貨物列車の運転を平成30(2018)年9月30日に再開する見通しである。

これはJR西日本が山陽線三原駅〜白市駅間の旅客運転を同日に再開するのにあわせて再開されるもので、これにより豪雨の影響による貨物列車の不通区間が全て解消される。

当初、東福山駅〜広島貨物ターミナル駅間の運転再開時期は、同年10月中と予定されていたが、再開見通しが予定より1ヶ月程度前倒しされる。これに伴い、現在実施されている「列車の迂回運転」や「トラック・船舶による代行輸送」は終了する。

再開後の運転計画は決定次第公表されることになっているが、当面は徐行を必要とする区間があるため、列車に遅れが発生することが予想される。また、完全復旧のむけて引き続き作業を行われるため、通常運行時に比べ列車本数を減らして運転する可能性がある。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者